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理容室

Depart otokogami
代表取締役社長 大西則和 様

導入内容
coming-soon ライト、coming-soon POS スタンダード、coming-soon KARTE フリー
導入時期
2008年3月~

腕や経験に頼らず、経営の標準化を実現!理容業界の弱点を解決するツール『coming-soon』。

腕や経験に頼らず、経営の標準化を実現!
理容業界の弱点を解決するツール『coming-soon』

大西さんが語る!導入の効果

予約台帳管理の自動テトリス機能は秀逸!
少人数サロンが真っ先に取り組むべき効率化は、
予約受付・管理業務にかかる負荷の軽減

coming-soon』を導入したのは2008年、大西さんが独立して「髪笑活粋 男髪」を開店した時だ。

「人数が限られるサロンの場合、予約電話は作業効率を落とします。これからは電話ではなくWeb予約、しかも携帯から予約できるシステムが不可欠だと思っていました。3~4社見たなかで、もっとも使い勝手が良さそうだったのが『coming-soon』でした。なかでも、予約台帳の自動テトリス機能は秀逸でした。少人数サロンが真っ先に取り組むべき効率化は、予約受付と管理業務にかかる負荷を軽減することだと思いますよ。」

事務的作業から解放されるだけでなく、
きちんと予約という効果にもつながる
『カミングメール』は今も変わらず頼りになる!

「お客様の次回の来店時期を予測して自動配信する『カミングメール』や、来店されたお客様に自動で送る『来店Thankyouフォロー』なども画期的でした。
まさしく『理容室あるある』で、独立する前のサロンでも、手書きのDMハガキなどを送っていました。効果はなく、正直やりたくもない、まるでムダな作業です。

ところが『coming-soon』は、これらの作業を自動でやってくれる。手をかけたくない事務的作業から解放されるだけでなく、きちんと予約という効果にもつながるからスゴイ。当時に限らず、いまも頼りになる機能です。」

『カミングメール』や『提案力』は、
「気づきのスイッチ」を入れていただくためのコミュニケーションツール

大西さんが初めに『coming-soon』の効果を実感したのは『カミングメール』だった。メールに書いている内容は、たとえば育毛に関するケアの仕方や商品情報など、サロンの新しい取り組みだ。

「まずはお客様にとって有益な情報の提供を心掛け、その情報を通じて『私たちのサロンで大切にしていること』もお伝えできたなら、それがベスト。『カミングメール』や『提案力』は、お客様とのコミュニケーションツールです。そこをきっかけとして、お客様に『気づきのスイッチ』を入れていただく。それが予約につながるのだと思います。」

『すきま時間ブロック』の導入、
削減できたスキマ時間は月間690分、
削減効果は6万円超だが、売上にすると倍以上

すきま時間ブロック』も、サービス開始とともに利用した。実績を見ると1ヶ月の削減時間690分、時間単価で換算すると削減効果は67,602円分だが、スキマがなくなり大きく空いた時間にさらに長い予約を受けられている。結果、売上は倍以上になっている。

「多くのメニューの施術時間は60分ですが、なかには45分もあり、必然的に細切れ時間が生じます。これまでは『予約システムの弱点』と諦めていましたが、そこをクリアしてくれた。2つつながって30分になれば、ショートタイムメニューの開発も考えられます。なにしろ、理髪店にとって一番貴重なものは時間なのですから。」

適切な経営は、考えることに集中できてこそ!
ややこしい操作はなしで、ほしい情報を入手
それが『coming-soon POS』の魅力

適切な経営は、考えることに集中できてこそ!
ややこしい操作はなしで、ほしい情報を入手
それが『coming-soon POS』の魅力

「経営者とは言いつつも、計数管理や経営ノウハウに長けた専門家ではありません。そんな時でも、ややこしい操作をせずに適した判断材料にたどり着き検討できる、それが『coming-soon POS』の魅力です。

顧客を階層別に管理する『顧客 × 売上ピラミッド』もその一つ。効率よく単価UPするには誰にどんなメニューや商材を提案すべきか?さまざまな角度からのヒントをもらえます。案内を送るべき対象者の抽出も簡単で『アプリ・メール一斉送信』を使えば、すぐに送れる。作業に手を煩わされることなく、考えることに集中できます。」

『coming-soon』は人の時間を奪わない
しかも、腕や経験に頼らず経営の標準化を実現
業界の弱点を一つずつ解決してくれている!

『coming-soon』の最大の魅力は、人の時間を奪うことが一切ないこと。煩雑な作業を請け負い、ほったらかしでも勝手に動いてくれる。
しかもサロンのムダをあぶり出し、新しい時間をつくって付加価値の高い仕事に目を向けさせてくれる。理容室は職人気質な世界で、とかく腕や技といった属人的な力に頼りがちです。しかし冷静に考えれば、予約受付・管理も単価UPも労務管理も、店長の力量に頼らず標準化するのが理想的な経営です。

『coming-soon』は、この業界の弱点を一つずつ潰して解決してくれるツールだと思いますよ。」


理容師としての誇りを持って一人でも運営できる、持続性の高いサロンをつくりたい。

長年の理容業界の経験を活かし、
これからの理髪店のあり方を実験するパイロットショップ

理容師としての誇りを持って
一人でも運営できる、
持続性の高いサロンをつくりたい

長年の理容業界の経験を活かし、
これからの理髪店のあり方を
実験するパイロットショップ

大阪市城東区、交通量の多い国道1号線蒲生4丁目の交差点から北へ徒歩約4分。歩道に面したサロンながらも、うっかりすると通り過ごしてしまうほどの小さな店構え。それが「Depart otokogami」だ。
Departは英語で「出発」を意味する。オーナーの大西さんが、長年の理容業界の経験を活かして「これからの理髪店のあり方」を実験するためにつくったパイロットショップだ。

サロンの特徴を書き出してみると、何を実験しようとしているのかが見えてくる。カットブース一席のみの完全予約制。定休日は月曜・木曜の完全週休二日制。営業時間は9時~17時で1日きっかり8時間・週40時間の残業なし。そして一人で運営する「ワンオペレーションサロン」の店だ。

大西さんは語る。
「理容師としての誇りを持ち、一人でも回していける持続性の高いサロンをつくるには、どんな仕組みが必要なのか?それを試してみたかったんです。」

なぜそこまで、ワンオペにこだわるのか?その背景には、理容業界の「絶望的な人手不足」がある。
美容師と理容師、いずれも求人難が叫ばれてはいるが、その人材育成環境は似て非なるもの。数多くある美容専門学校に比べ、もとより理容専門学校は限られている。当然卒業生は少なく、そのすべてが就職するわけでもなく、挫折する者もいる。「人手不足」という言葉とは桁違いの次元で、理容師は「絶滅の危機」にある。

「私たちの『男髪グループ』もその危機に晒されてきました。10年前には、グループ全体で13名の理容師がいましたが、今はわずか4名です。若い人は修行を終えれば独立していきます。サロンを維持するには常に若い戦力を補充せねばなりませんが、この10年近くまともに採用できていません。2022年にはやむなく守口店を閉店しました。」

なぜなり手が減ったのか?理容師の働き方自体を見直さないとダメなのではないか?大西さんはそう考えた。労働環境の改善から始め、完全週休二日制を導入、残業もなくした。そしてやがて、理容師の将来設計にたどり着く。

「独立するならどんな働き方をしたいのか?スタッフに聞いてみたんです。
『人を雇って事業を拡大するといった経営的野心はない。自分のペースで、ひとりで切り盛りできる小さなサロンを持ちたい。』異口同音にそう話すんです。であれば、将来のロールモデルとなるサロンを作ってみようじゃないか。将来への夢を描ければ、働くモチベーションを高めることができるのではないか。それらのいろんなことを試しているのが、このDepart otokogamiです。」

本当に価値あるサービスを携えて、同じ志を持つメンバーと、同じゴールを目指していきたい

本当に価値あるサービスを携えて、
同じ志を持つメンバーと、
同じゴールを目指していきたい

大西さんにはもう一つ、このサロンで挑戦していることがある。
「理容師の仕事は、近年特に『労働集約型』になってしまいました。どれだけ安くできるか、数を回せるか。10分カットなどはその最たるもので、熾烈な薄利多売競争に陥っています。デザインやカットもしかり。常に新しさを追い続けねば、流行から振り落とされかねない。そうしてますます疲弊していく。
しかし、そこからは一線を画し、『本当に価値あるサービス』『流行を追うだけではない本質的価値』を提供できるサロンをつくる。それも実験の大きなテーマです。」

大西さんが着目したのは「育毛」だ。薄毛や抜け毛は、男性の髪に関する最大の悩み。その悩みにマンツーマンで相談に乗り、対応する。それが納得・満足されるサービスになるなら、リピートもしてもらえるし、価格競争に巻き込まれることもない。
いま男髪グループでは、マイクロスコープによる頭皮診断を無料で行っている。毛髪の太さ、毛穴周辺の皮脂やフケの状態など、頭皮の健康状態をチェックし、適したシャンプーやブラシなどもアドバイスする。そのために大西さんは、頭皮ケア・育毛剤メーカーのJHSI(ジャパン ヘア サイエンスイノベーション)認定の育毛診断士資格も取得した。

「なんだかんだ言いながらも、結局のところ、私は理容師の仕事が好きなんですよ。お客様と二人っきりで向き合えば、時には深い人生談義もします。環境も立場も経験も違う人間同士で1時間も語りあえば、人間性を磨くこともできます。そんな時間を持てる理容師の仕事を誇りにも思います。それはたぶんスタッフも同じ。長年理容の仕事に携わってきましたが、いまここに至ってあらためて、同じ志を持つメンバーと、同じゴールを目指していきたい。それが私の新たなDepartです。」

株式会社ラージェスト
代表取締役社長 大西則和 様

17歳で理髪店のアルバイトをはじめる。高校卒業後、理髪店で働きながら理容師国家資格取得をめざせる通信制理容専門学校へ。無事資格を取得後、正社員として6年間修業。24歳で2店目に転職。2008年、30歳の時、大阪市城東区・蒲生4丁目に「髪笑活粋 男髪(カミショウイキイキ オトコガミ)」を開店して独立。2011年には、2店目となる「+++otokogami(プラスオトコガミ)」を大阪市都島区・都島に出店。2013年には守口店も出店(2022年に閉店)。そして、2019年1月には、長年の理容師経験を活かした実験店「Depart otokogami(ディパートオトコガミ)」を出店。

髪笑活粋 https://kami-ikiiki.jp
Depart otokogami https://depart-otokogami.com