0120-980-924 営業時間 平日9:30 - 18:30
menu
Hair Salon

IDEALIST HAIR 8010
代表 渡邊 浩志 様

導入内容
予約獲得coming-soon
導入時期
2007年6月~

『カミングメール(オートプッシュ機能)』で失客を防ぐ

2002年のオープン当初から、渡邊さんは業界誌で『coming-soon』の存在を知っていた。しかし、すぐには導入せず、他のシステムを検討し、システム・エンジニアの人にも相談した。途中までシステムを構築したが、例えば30分刻みの予約といった歯医者さんの予約はできるが、美容サロンではお客さまによってメニューも時間も違うため、なかなかうまくいかなかった。

「『coming-soon』はそれができますし、来店周期から『カミングメール(オートプッシュ機能)』を送ってくれるのが決め手でした。予約がギリギリで、こちらもその日が混んでいて予約を受けられなければ、お客さまは別のサロンに行ってしまいますから」

8010では現在、スタッフ人数と同じ5名までのお客さましか予約をとらないようにしている。基本的に掛け持ちをせず、無理に予約を詰め込まない。そのため、予約がギリギリの場合、時間をずらせていただければよいが、無理な時は失客につながる。

「お客さまにも、一度予約するとすごく楽ね、とおっしゃっていただけます。空き時間が出るのがいいですよね」

『coming-soon』には直近の空き時間から予約する方法と、希望日時を予約する方法と2パターンある。お客さまのご希望に添えるのがメリットだと渡邊さんは言う。

「電話ですと、例えば朝10時が駄目な場合、普通はその時間に近い10時半や11時はいかがですか、と伺いますよね。でも、そのお客さまは10時が駄目なら午後2時のほうがありがたい、ということもあります。ネットなら、空き時間の中で都合のよい時間帯にスムーズに入れることができますから、そこがいいと思いますね」

登録をクリアすれば継続して利用

8010のホームページを見て、新規のお客さまがQRコードで予約されるケースもある。そういう新規のお客さまが最近は多い、と渡邊さんは言う。年配の方の場合はどうだろうか。

「登録が少し面倒だと言われたこともあります。でも、携帯にさわらせていただいてよろしいですか、と伺い、こちらで登録するようにしていますね。一度メールが来れば、あとは楽ですから」

既存客の場合はカルテがあるため、サロン側で入力できる部分も多い。もちろん強制はしないが、自然にネット予約をしてくれる方が増えてきているという。
ただ、個人情報なので、最初の会員登録をためらうお客さまも少なくない。そこで、登録の特典として商品を値引きするなど、きっかけづくりをした結果、ネット会員が増加した。もともと、電話でもネットでも予約のお客さまは10%オフなので、ネットの便利さをご理解いただければ、ネット予約率はさらに高くなるだろう。

今後、渡邊さんは『coming-soon』でどのような展開を考えているのだろうか。
「まだ使いこなしていないので、もう少しマメに一斉配信をしたいですね。今はお休みやキャンペーンのご案内程度ですが、ネット会員のお客さまも増えましたし、これからは定期的にコミュニケーションをとっていきたいと思います」


創造的で黒子に徹するパレット

都営浅草線、本所吾妻橋を出てすぐの美容サロン、IDEALIST HAIR 8010。「イデアリスト ヘア パレット」と読む。このサロン名は、代表の渡邊浩志さんが意図して狙ったものである。

「印象に残るようなネーミングにし、それがきっかけになって、お客さまと話が盛り上がればいいな、と思ったんです。最初は少し恥ずかしかったんですけれど(笑)」

IDEALISTは理想主義者や夢想家などの意味を持つ。
大手美容サロンに勤務していた当時、スタイリング剤の種類からヘアデザインまで、自分ならこうしたい、という思いがあった。だが、渡邊さんは自分の理想とするサロンに出会うことができなかった。

「好きなようにやりたい、そう思ったら、自分でやるしかないなと。IDEALISTはちょっと大げさかもしれませんが」

2002年10月、渡邊さんはIDEALIST HAIR 8010をオープンした。
数字の8010を当てた「パレット」は絵具を混ぜる、あのパレットである。クリエイティブな場、という意味が込められているのかと尋ねると、答えはそれだけではなかった。

「縁の下なんです。パレットは色を創る場所ですよね。あくまでもキャンバス側ではなくて、陰で支える感じ。美容サロンの仕事に近いと思いました」

絵を描く時、人はパレットでさまざまな色を創り、それをキャンバスに表現する。確かに、美容サロンも美しさを創り出す場だが、それが実際に映えるのはサロンの外だ。表舞台の輝きを支える場、渡邊さんはサロンをそうとらえたのである。

FCのようでアットホーム

8010のコンセプトは、フランチャイズチェーン(FC)店のように入りやすいサロン。FC店ならどの店舗に入っても一定の技術レベルが期待でき、お客さまには安心感がある。入口周りやロゴなど、FC店をイメージして実は細かいところで工夫をしている。

「でも、FCには悪い面もあります。流れ作業的で、一人ひとりのお客さまに合わせることができない。ですから、入ってからはアットホーム系なんです。基本はきちんとしながらも、気軽に話ができる、くだけた感じを売っています」

FC店はどうしてもマニュアル的になり、1つのサロンとしての個性を打ち出せない。
それに対して、8010はよく見ると、美容サロンらしからぬものも置かれている。限定もののディズニーキャラクター、アニメのフィギュア……おや、と思ったお客さまは、関心があればそれについて話し始めるだろう。

「突っ込みどころがあるんです(笑)。アシスタントも何かに詳しかったら、私から話を振ったり、スタッフ個人が前面に出られるように、そういう雰囲気づくりはしていますね」

お客さまとスタッフ全員がコミュニケーションをとれる、気さくであたたかいサロン。渡邊さんはそんなサロンを目指している。

「楽しく、無理なく仕事をしていけたらいいと思いますね。その中でスタッフが増え、お店も増えていったら一番嬉しい。無理しすぎないというのが、夢といえば夢かな」

来年は新卒を採用し、現在の5名から6名体制にする予定である。そのために、新規客を獲得する施策も考えているが、無理に利益を上げようとはしない。

肩の力を抜いた生き方というのは、周囲の人を疲れさせないものだ。等身大で無理をせず、アットホームな感覚。
その心地よさは浅草に近いこの街によく似合う。

渡邊浩志様『IDEALIST HAIR 8010』代表
http://www.8010hair.com/